Arduino1.0の変更点とか。

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久しぶりにArduinoを触ったら1.0がリリースされていたのを忘れてた。。
ちょうどいい機会だから変更点とかをまとめておこうかと。

1.0は Arduino Software からダウンロードしてね。

【変更点】
・拡張子
  拡張子が .pde から .ino に変更。

・標準ライブラリ
 ・Serial周り
  Serial.print()などデータの送信はバックグラウンドで実施。
  Serial.flush():受信データを破棄する処理から、送信データがすべて送信されるまで待つ処理に変更。
  Serial.print(byteVal):数値を文字として送信
  byte型を数値のまま送信したい場合:Serial.write(byteVal) を使います。あわせてBYTEキーワードも廃止。
 
 ・ネットワーク周り
  ネットワークアクセス用の抽象クラスClient、Server、UDPを追加
  EthernetClient、EthernetServer、EthernetUDPはこれからのクラスを継承

 ・Arduino APIのヘッダ名変更
  WProgram.h → Arduino.h に変更。
  0022の開発環境で新しいライブラリを入れると「Arduino.hがないよ」って怒られる。
  次のようにARDUINOマクロをチェックするコードを入れることで
  Arduino 0022以前のIDEでもコンパイルを通すことは可能。
  [java]
  #if defined(ARDUINO) && ARDUINO >= 100
  #include “Arduino.h”
  #else
  #include “WProgram.h”
  #endif
  [/java]
  
  動く保証はないので1.0で作り直す方がいいのかな。
  
他にもいろいろあるけど自分がいろいろ作って遊んでいたところで関わりそうなのはこのへんなのかなと。
詳しい変更点は Release Notes を見てください。

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