Linuxのパッケージ管理について

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Linuxでソフトウェアをいろいろインストールするときに、パッケージインストールコマンドをバシバシ叩いてインストールするけど、ディストリビューションによってコマンドが違っていたり、そもそのパッケージって何だ?とか、俗にいう黒い画面はよく分からん。って話を聞くのでちょっとだけ纏めておきます。

そもそもパッケージとは?

Linuxソフトウェアは、ソースコードの状態で公開されています!でも、ソースコードのままだと、ユーザーがコンパイル作業が必要になります!これって初心者にはたいへんだよねぇ。。
ってことで、あらかじめコンパイル済みのバイナリなど関連のファイル群をひとまとめにした「パッケージ」という単位で提供されるようになっています!パッケージを利用すると、Linuxシステムへのソフトウェアのインストールやアンインストール、またはアップグレードの作業を簡単に行うことができます。ここでMac使いのひとはピンときたはず。macportsとかと同じ概念だよね。

 

どうやってインストールするの?

LinuxはWindowsのようなアプリケーションごとにインストーラを用意していません。Linuxディストリビューションが、共通化されたパッケージ管理システムとしてインストールの機能を持っています。アプリケーション側では、このパッケージ管理の仕組みに対応しています。
各ディストリビューションでのコマンドは別に紹介します。
 

ディストリビューションによってコマンドが違うの?

Linuxでのパッケージ管理には大きく分けて、「RPM(RedHat Package Manager)」形式と「deb」形式が存在します。
● RPM形式
RedHat系ディストリビューションを中心に利用されている形式であり、「rpm」コマンドを使用し、パッケージ管理作業を実施します。
● deb形式
Debian系のディストリビューションで利用されている形式であり、dpkgコマンド、dselectコマンド、aptコマンドを使用し、パッケージ管理作業を実施します。

2つの形式には、互換性がありませんが、alienコマンドを使うことによって相互に形式を変換することができます。

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